「自律神経が乱れる」などよく聞きますが、実際自律神経が乱れるとどのような不調が出てくるのでしょうか?
自律神経には①交感神経と②副交感神経があります。どちらも異常興奮してしまうと色々な不調として出てきます。
①交感神経
活動や緊張時に優位に働き、体の機能を活性化させます。血圧を上昇させたり、心拍数を上げたり、筋肉を緊張させたり、発汗を促進させたりするなどの働きがあります。
②副交感神経
休息やリラックス時に優位に働き、体を休めて消化を促します。心拍数が減り、血管が緩み、血圧が下がるなどの働きがあります。
交感神経と副交感神経は、互いに相反する役割を担っており、交互に働く事で、体を調整しています。自律神経のバランスが崩れると、頭痛や肩こり、倦怠感、不眠、耳鳴り、めまい、眼精疲労、動悸、のどや胸のつかえ、腰痛、頻尿などの不調が起こる可能性があります。
自律神経のバランスは、睡眠不足や不規則な食事、ストレスなどで乱れやすくなります。